ポケモン映画を観るでしゅ@シェイミ

kenjiro-242015-05-25

上映当時、劇場に観にいってたので、
久しぶりの視聴です。
と言うか、今まで観にいった作品はラティ・マナフィシェイミの3作だけです・・・


この映画を観ながら思い出しましたが、
シェイミは前作のディアパルダークライ、次回作のアルセウスと繋がりがあり、
3部作として扱われています。
wikipediaを確認してみたところ「神々の戦い三部作」とか呼ばれているそうな。


とは言え、前作を観ないと話が分からないなんてことはなく、
今作だけでも楽しむことが出来ます。




前作のディアパルの戦いにより、
自分の住む反転世界に悪影響が出たことに怒ったギラティナが、
ディアルガにケンカを売るところから話が始まります。


不運なことに、その戦いに巻き込まれる「感謝ポケモンシェイミ





ディアルガの体にしがみつくシェイミ。もはや豆粒。
これ以上引いたシーンでは、シェイミを認識できないほど、ディアルガとのサイズ差があります。


ゲーム中では(タイプ相性は別として)十分に渡り合えるほどの能力を持っていますが、
実際こういう絵面を見ると、戦いになるか怪しいですよねw
戦いはサイズだよ、ってイワークさんも言ってた。




ギラティナディアルガの戦いに巻き込まれて、消耗したシェイミは、
川に落ち、下流の町へと流されていきます。
そこで腹をすかせて、タケシの作った食事を盗み食いするところで、
サトシたちと出会います。


ワガママで生意気だけど、どこか憎めないシェイミと、
サトシとの掛け合いがこの作品の好きなとこの一つ。
和みます。





「かんしゃ人間」タケシ。
感謝します!
運命の出会いに感謝します!
全編通してはぶられぎみなので、タケシの最大の見せ場はたぶんここでした・・・





こういう定番パターンを見ると安心しますね。




今回の悪役は、反転世界を研究するムゲン博士の元助手で、
反転世界を行き来するギラティナの能力を狙う、ゼロ。





どこかで見たような気がする・・・なんだっけ?
ところどころ波動の勇者っぽいところがあったので、そんな感じの系統の顔なんだと思います(適当
服から自分の名前を全力アピールするその姿勢に、ツッコまずにはいられない。


このゼロさんが、ギラティナの力を手に入れるべく暗躍するんですが、
ギラティナの力を奪う装置は、能力だけでなく命をも奪ってしまう、危険な装置でした。


その危険に気付き、ムゲン博士は研究を放棄したのですが、
ゼロは装置を完成させ、ギラティナを捕らえてしまいます。





ポケモン映画名物、謎テクノロジー
そのくせ気球がバリバリ現役だったり、よく分からない世界です。




ギラティナを救うべく、サトシ・ヒカリ・シェイミ・ムゲン博士は飛びます。
感謝人間は留守番です。
ゼロのポケモンジバコイル一派)をサトシたちが抑えている間に、
ギラティナ捕獲装置を知るムゲンさんが、システム停止に向かいます。



「もう遅い
私の美しい計画がついに実現する時をそこで見ているがいい」





凄く悪役っぽいセリフ。
これはムゲンさんの知らない、対抗プログラムとかを仕込んでるパターンやろうなぁ。



助手「システムに侵入されました」
ゼロ「なに?」





無策だった。
なんかこの流れがツボりましたw




ギラティナを開放し、飛行船も墜落させ、大団円・・・


と思いきや、
ギラティナの能力をあらかた取り込んでいたゼロが、
反転世界に逃げ込み、攻撃を仕掛けます。
現実世界と反転世界は繋がっており、反転世界を破壊すると、現実世界にも影響が及ぶのです。


崩壊した氷河が、シェイミの花畑や、山の麓の町を飲み込んでしまう!
って時に救世主が!





キッサキでもないのに、なんでこんな唐突に出現するんですか、
もう分かんないよ・・・


ギガスさんやマンムーたちが氷河を食い止め、
サトシたちがゼロをぶっ飛ばし、今度こそ大団円。
シェイミは、仲間達と共に飛び立っていきました。
めでたしめでたし。




コメディ色が強く、突っ込みどころ満載の作品でした。
悪い意味ではないですw
個人的にこの映画のシェイミがお気に入りなせいで、贔屓が入ってるかもしれませんが、
ゆるーくポケモンを観たい時は割とお勧めな作品です。






「スカイフォルムのときの勢いはどこいったんだよ!」
「空に置いてきたでしゅ」
とか、
「食べられる時は一緒でしゅ!」
とか、
なんてことない掛け合いでとても和んでいるのは、
歳のせいですかね!