Archenemy

最近気になっているMTGの多人数対戦ルールが、
「魔王戦」ってやつです。
今日発売されたArchenemyというセットが魔王戦推奨の商品なんですが、
英語版でしか発売されないのが難点…


日本語版が出ないのは残念ですが、
ルールとしては結構面白そうな感じ。


まず、普通の多人数戦と違い、
1人対2〜4人(公式推奨人数は1対3)で対戦します。


魔王クロクロを、
勇者うなぎ・リュージ・フレアが協力して倒す、
みたいな感じですね。
なにこのフルボッコの予感(←


これだけだと魔王をやってる1人が圧倒的に不利になってしまうので、
ここでArchenemyに封入されているScheme(計略)カードが登場します。


あらかじめ同種2枚までの計略カードで作った20枚の束を用意しておきます(計略デッキ)
魔王プレイヤーは1ターンに1回、最初のメインフェイズに、
計略デッキのトップを公開します。
これによって公開された計略カードの効果を使うことが出来るんですが、
計略カードはどれもこれも強いんですね。
(使った計略カードはライブラリボトムへ)


・全対戦相手の手札を見て、1枚ずつ捨てさせる。
 (デュエマで言うところのジェニーの効果が全員分)
・対戦相手の墓地のクリーチャーを1体パクって自分のコントロール下で出す。
・プレイヤー1人の土地以外を全部吹き飛ばす。
・追加ターンを得る
・4枚ドロー。


これらを毎ターン1枚ノーコストで使えることをアドバンテージとして、
3人のプレイヤーに勝利することを目指します。


特にこのルールに面白さを感じたのが↓の計略。


Surrender Your Thoughts (和訳:貴様の思考を引き渡せ)
あなたがこの計略を実行中にしたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自身か他のどちらかを選ぶ。そのプレイヤーが自身を選んだ場合、そのプレイヤーはカードを4枚捨てる。そのプレイヤーが他を選んだ場合、他のあなたの各対戦相手はそれぞれカードを2枚捨てる。


ややこしいですねさーせんw
魔王が指定したプレイヤーが手札を4枚ディスカード。
そのプレイヤーが手札捨てを拒否した場合、
他のプレイヤーがとばっちりを受けてそれぞれ2ディスカード。


てめえが犠牲になるか、仲間を売るか、ってやつですねw
多人数戦でこういったやり取りは面白いと思います。




<結局>
EDHのデッキを使ってすげー楽しめそうだなぁ、と思ったものの、
日本語版が出てないので悩んでます。